栃(トチ)
管理番号:21-14
里親が決まって卒業したため、ご応募は受け付けておりません。
種類 | 日本犬系MIX | サイズ | 15kg |
性別 | オス | 年齢 | 3才程度 |
ワクチン接種 | 済 | 避妊・去勢 | 未 |
種類 | 日本犬系MIX |
サイズ | 15kg |
性別 | オス |
年齢 | 3才程度 |
ワクチン接種 | 済 |
避妊・去勢 | 未 |
性格・健康状態
いかつい顔にも関わらず、2キロのチワワにも譲ってしまうほど穏やかで控えめな男の子です。
過酷な状況で生き残ってきた処世術かもしれません。
北関東の郊外にもう10年以上前から行政の指導を受けていた多頭飼育現場があります。
地元のボランティア・警察・愛護センターなど沢山の人が関わってきたにもかかわらず飼い主は犬を増やし続け、適正飼育を怠ってきました。
未避妊の雌雄が混在し、子犬が生まれては地元のボランティさんが引き取るといういたちごっこの繰り返し。
中には飼い主が引き渡しを行わず、殺されたり、そのまま人に懐かない野犬のような犬になってしまった子もいます。
攻撃こそしないものの人に懐かない犬50頭。
衛生環境は悪く、病気の犬や怪我をした犬も少なくありません。
このままではいけないと思い立ち、複数の地元ボランティア団体と協力をしあって、現場から一頭でも多くの犬を引き取り、飼い犬としての人生を歩ませてあげたいと思っております。
彼は3兄妹で横一列に短い鎖で繋がれていました。
南向きの吹きさらし。雨も吹き込むし日照りからも逃げられない過酷な場所。
小さい犬小屋の中に逃げ込み雨はやり過ごしたことは想像がつきますが、
夏の日照りから避けるためなのか、短い鎖の範囲で地面には犬一匹がなんとか入れる程度の穴が掘られておりました。
おそらくその中に逃げ込んで暑さをしのいでいたのでしょう。
この酷暑を少なくとも二回、よく乗り越えてくれたと思います。
初めて現場を訪れたときは3兄妹の横には干からびた犬の死体が転がっておりました。
ボランティアが訪れると一斉にけたたましく吠える現場の犬たちの中で
3兄妹は、鳴き声一つ立てず身じろぎもせず、常にじっとしておりました。
1m程度の短い鎖。
その鎖の中が彼らの世界のすべてでした。
すべて希望を絶たれ生きてきた犬はこうなってしまうのか・・・とショックを受け、現場に入った時一番に助けたいと思った犬が彼らでした。
満を持して現場から引き取ってきて、すぐさまお風呂場でシャンプーをしましたが
やはりじっと我慢で耐えておりました。
抱っこなどは全力で暴れてみてもいいものを、それに関してもじっと我慢。
お散歩の練習を始め、お庭でリードを付けて歩き回っておりますが
我が家の先住犬なんかよりもずっと上手にあとを付いて歩いてくれます。
人が立ち止まると立ち止まり、人が歩き出すと付いてくる。
ただ、物音や急なこちらの動きにはびっくりしてしまい猛然と家の中に帰ろうとしますが、それも徐々に慣れてきている様子。
未去勢のオスにも関わらずマーキング癖は今のところなく、
お外に連れ出すと真っ先に足上げせずしゃがんでのおしっこ。
それすらも過酷な環境での影響かと思うといたたまれない気持ちになってしまいます。
もっともっと、生きる喜びを教えたい。
楽しいという感情を知ってほしい。
強く願わずにいられません。
控えめすぎる彼にの心を解きほぐし、笑顔を取り戻すお手伝いをしてくださるご家庭に。
過酷な状況で生き残ってきた処世術かもしれません。
北関東の郊外にもう10年以上前から行政の指導を受けていた多頭飼育現場があります。
地元のボランティア・警察・愛護センターなど沢山の人が関わってきたにもかかわらず飼い主は犬を増やし続け、適正飼育を怠ってきました。
未避妊の雌雄が混在し、子犬が生まれては地元のボランティさんが引き取るといういたちごっこの繰り返し。
中には飼い主が引き渡しを行わず、殺されたり、そのまま人に懐かない野犬のような犬になってしまった子もいます。
攻撃こそしないものの人に懐かない犬50頭。
衛生環境は悪く、病気の犬や怪我をした犬も少なくありません。
このままではいけないと思い立ち、複数の地元ボランティア団体と協力をしあって、現場から一頭でも多くの犬を引き取り、飼い犬としての人生を歩ませてあげたいと思っております。
彼は3兄妹で横一列に短い鎖で繋がれていました。
南向きの吹きさらし。雨も吹き込むし日照りからも逃げられない過酷な場所。
小さい犬小屋の中に逃げ込み雨はやり過ごしたことは想像がつきますが、
夏の日照りから避けるためなのか、短い鎖の範囲で地面には犬一匹がなんとか入れる程度の穴が掘られておりました。
おそらくその中に逃げ込んで暑さをしのいでいたのでしょう。
この酷暑を少なくとも二回、よく乗り越えてくれたと思います。
初めて現場を訪れたときは3兄妹の横には干からびた犬の死体が転がっておりました。
ボランティアが訪れると一斉にけたたましく吠える現場の犬たちの中で
3兄妹は、鳴き声一つ立てず身じろぎもせず、常にじっとしておりました。
1m程度の短い鎖。
その鎖の中が彼らの世界のすべてでした。
すべて希望を絶たれ生きてきた犬はこうなってしまうのか・・・とショックを受け、現場に入った時一番に助けたいと思った犬が彼らでした。
満を持して現場から引き取ってきて、すぐさまお風呂場でシャンプーをしましたが
やはりじっと我慢で耐えておりました。
抱っこなどは全力で暴れてみてもいいものを、それに関してもじっと我慢。
お散歩の練習を始め、お庭でリードを付けて歩き回っておりますが
我が家の先住犬なんかよりもずっと上手にあとを付いて歩いてくれます。
人が立ち止まると立ち止まり、人が歩き出すと付いてくる。
ただ、物音や急なこちらの動きにはびっくりしてしまい猛然と家の中に帰ろうとしますが、それも徐々に慣れてきている様子。
未去勢のオスにも関わらずマーキング癖は今のところなく、
お外に連れ出すと真っ先に足上げせずしゃがんでのおしっこ。
それすらも過酷な環境での影響かと思うといたたまれない気持ちになってしまいます。
もっともっと、生きる喜びを教えたい。
楽しいという感情を知ってほしい。
強く願わずにいられません。
控えめすぎる彼にの心を解きほぐし、笑顔を取り戻すお手伝いをしてくださるご家庭に。
その他
去勢手術
フィラリア(陰性)
血液検査
内外駆虫済
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