ミニー

管理番号:21-29

里親が決まって卒業したため、ご応募は受け付けておりません。

種類 ラブラドールミックス サイズ 14キロ
性別 メス 年齢 8~9才
ワクチン接種 避妊・去勢
種類 ラブラドールミックス
サイズ 14キロ
性別 メス
年齢 8~9才
ワクチン接種
避妊・去勢

性格・健康状態

「とにかく性格がいいんですけどね」と、センターの職員さんが開口一番に言った。
ということは性格以外で問題がある事を意味している。
ただ、その問題を差し引いても助けたいと職員が思うほどの犬なのでしょう。
性格的に問題がある中型犬以上の雑種に関しては
まだ、処分を免れない地域の保健所事情がある。

ミニチュアラブラドールレトリバーというのが今後ブームになるのならば彼女はその先駆けと言ってもいいかもしれません。
中途半端な倒れ耳以外、彼女はラブそのもの。
その陽気さも、その優しさも、その人への愛情の深さも、その献身的な態度も、
そして嬉しさのあまり家の中のあらゆる物をなぎ倒すよく動く太いしっぽも。

いたずらっ子の笑顔満開で出迎えてくれた彼女は、目も覆いたくなるような巨大なものをお腹にぶら下げていました。
こんな痛々しい状態で何年も過ごしてきたのか。
飼い犬がこんな状態になっても、飼い主はなんの医療行為も行わなかったのか。
そしてこの人を愛してやまない彼女が、いなくなっても探しもしなかったのか。
初対面の私にすら惜しみない友愛を注ぐ彼女が、飼い主を愛さなかったはずはない。
それでも、彼女を、飼い主は探さなかったのだ。

雷続きのため、雷にパニックになって家を飛び出してきてしまった外飼の犬たちが収容されセンターはごった返していました。
彼女ももしかしたらそういった経緯での放浪かもしれません。
せめて、雷が鳴ったら犬を家にしまってほしい。
夏の時期になると切に思います。

彼女は第二の人生を歩むべきである、と判断し、我が家に連れ帰ってきました。
初めてやってきた我が家のはずが、初日からただいま~!と言わんばかりのくつろぎ様。
我が家の気難しい犬たちともあっという間に溶け込み、
我が家のルールもあっという間に理解し、
我が物顔で過ごしております。

病院での検査の結果、お腹の巨大なものは鼠径ヘルニアであることが判明。
小腸・子宮・膀胱、全部が出てしまっていた状態を
避妊手術の際に全部腹腔内にしまい込んでいただきました。
フィラリアは弱陽性。数年間の通年投与で陰転を目指すことになりました。

穏やかで、陽気な彼女は、初めて犬を迎える方でも十分に扱える素養の持ち主です。
彼女の深い愛情を受け止めてくださるご家族を探しております。

その他

避妊手術済
鼠径ヘルニア手術済
フィラリア(弱陽性)/直接検査(-)・抗原検査(+)
血液検査
内外駆虫済
マイクロチップ