笑顔全開の女の子です。

生まれてこの方まともな状態で飼育されていなかったと思われます。
ネグレクトを見かねた方が保護したはいいけれど、その方もペットを飼える環境になく、
トリミングサロンさんに預けたままとなり、当団体にはそのトリミングサロンさんからの要請でやってきました。
ともあれ、勇気を出して保護してくださった方に感謝です。

純血種同士の掛け合わせのいわゆるハーフ犬のようです。
動きと毛質、体型から
プードルとジャックラッセルテリア？パピヨン？あたりの血を感じます。

どういう飼い方をされてきたの保護した当時の写真をいただきましたが
顔がどこにあるのかわからないぐらいのぐちゃぐちゃ具合。
スッキリ丸刈りにされても皮膚被毛の状態は悪く、栄養状態もいまいち。
即避妊手術ができる状況でもなく、預かりボランティア宅で数ヶ月のケアを経て
満を持しての避妊手術となりました。

本人は至って人間大好きな遊び好きの女の子です。
子犬たちにまみれて遊ぶ遊ぶ。
今まで「遊ぶ」なんて余裕もない生活だったのでしょう。
子犬時代からやり直しているような気がします。
人懐こくって犬好き。
不幸な過去を物ともせずハッピーオーラ全開です。

そして驚くことにトイレシートへの認識があり、
室内でもちゃんとトイレシートに用を足してくれるのです。
フラフラ歩きますがお散歩も行けるので、
もしかしたら最初の何年かはちゃんと飼われていた事もあったのかもしれません・・・
犬への愛情がどのように失せたのか、知る由も無いですが
この子の残りの人生は今までの生活を帳消しにするほど大切にされたいです。