これでもかというスクエアボディがとにかく癖になる可愛さの柴犬男子です。

「とにかく可愛いので一度見に来てください！」と、
センターの職員から電話口で念を押され、
そんなにかわいいのに一般譲渡に回らないってことはそういうことなんだろうなぁと
ぼんやり考えながら愛護センターまで会いに行くと、
予想を遥かに超えた可愛いのがお出迎えをしてくれました。
むっちりの首周り、むっちりのお腹周り、むっちりのお尻。
むっちり柴犬好きがよだれを垂らす可愛さに初対面の人でも釘付けになるでしょう。

オスの柴犬なのに抱っこもでき、
オスの柴犬なのにどんな犬とも喧嘩をしない平和主義。
オラオラした犬にケンカを売られても買わない柴犬なんて見たことがありません！

早速我が家につれて帰ったところ、子犬たちからの絶大な人気。
無礼な子犬の群れに囲まれじゃれつかれても動じないのです。

お散歩が大変なんだろうと身構えておりましたが、強い引張もなくソフト。
散歩中にどんな犬とすれ違っても平然とやり過ごせるのです。
そしてまさかのシャンプーにも動じずとってもいい子。
まさに拍子抜けです。
当然無駄吠えもなく、ケージでのお留守番も問題なし。
最初少しだけマーキングがありましたが、環境になれたら几帳面できれい好きな柴犬の性格が顔をのぞかせトイレの失敗もなくなりました。

唯一の難点は、動物病院で保定されることを極端に嫌がること。
噛むような犬ではないのに、下手な獣医師が下手に犬歯を削った跡があることからも
よろしくない動物病院でトラウマになるような扱いをされたことがあるのかもしれません。
センターではそういった理由から血液検査はしてもらえず（ワクチンは後ろからぶすっとやるので成功）、
ただ、開業獣医師のセンター回診の際には「しっかりと保定ができるスタッフがいればできるレベル」と評価された通り、
当団体かかりつけ動物病院に決死の覚悟で連れて行ったところ、
獣医師と動物看護師の気合の入った保定で問題なく検査をすることが出来ました。
先生曰く「ちゃんとした経験を積んだスタッフが揃っている病院がかかりつけ医なら問題なし」とのことでしたので、
そういった病院をしっかり探せる方ならば何ら問題のない柴犬ライフが送れることでしょう。