セージ

管理番号:22-7

種類 トイ・プードル サイズ 4.7kg
性別 オス 年齢 7才
ワクチン接種 避妊・去勢
種類 トイ・プードル
サイズ 4.7kg
性別 オス
年齢 7才
ワクチン接種
避妊・去勢

性格・健康状態

飼い主がセンターに直接放棄したプードルの男の子です。
非常に賢く、賢さゆえに生きづらい思いをしてきました。
甘ったれな性格で、遊んで!ハグして!おやつちょうだい!と常に楽しそうです。

個人情報の保護の観点から詳細はここでは書けませんが、
放棄の理由が飼い主を噛んだから。
しかし飼い主の犬を飼った動機、
犬を飼う環境の話を聞く限り、
絶対に犬を飼ってはいけない家庭。
絶対に。
ましてや頭のいい繊細なプードル。

理不尽な暴力に常に怯え、
それでもその環境でどうすれば生きていけるのかという不安と恐怖に長期間さらされ続けた、頭が良くて繊細な犬は、
結果、飼い主を噛み保健所へ。

我が家にやってくると丸一日きっかり怯えた後、
ベタベタ甘々の抱っこ犬に変身。最初は噛む兆候はありませんでした。

この時点で私が彼の根深いトラウマを理解しきれなかったのが敗因です。
預かりボランティアさん宅に移動して程なく、突然、PTSDのようなものが発動。

夜中リビングのサークルの中で一人で過ごしていたかと思ったら
大きな唸り声を上げ歯をむき出してうなりだし、そこから手がつけられなくなりました。

少しでも恐怖心を感じてしまうような経験があるとガルスイッチが発動するようです。
怖いと思ったら本気で噛みに来ます。
根底に強い恐怖心がある犬です。
構ってほしいけど構われたくない。
触ってくるけど触られたくない。
全ては恐怖心からです。

専門のトレーナーさんに相談し、レッスンを始め、
東京農工大学の動物行動科を受信し、その道の権威である先生の診療を複数回受け、
彼の感受性の高さに関して診断を受けました。
脳内ホルモンのバランスを整える薬を処方され、おそらく一生涯この薬を服用していくことになると思います。

投薬も効いてきて、心のバランスも取れ、
そして彼に診断がついたことで関わり方を制限し、ルール化し、
ルーティンを守って生活を続けたところで
非常に彼自身も生きやすくなってきたように思えます。
規則正しい生活、お散歩、ご飯、ルールを守った接し方で
まるで別の犬であるかのように変化しました。

今後、犬はこうあるべき、という概念は一旦捨て、同様の環境を用意し、ルーティンを守って生活をしていっていただける方であれば
彼との生活は全く問題なく可能だと思います。

・トリミングは年二回、病院での鎮静化で行うこと。その際にワクチン接種や爪切り等すべて行うこと
・普段はサークルで暮らすこと。その際、隠れられる場所を設けること
・お散歩をたっぷり1日2回行くこと。
・リードは普段から常につけっぱなしでいること
・構いすぎないこと。上から覆いかぶさらないこと。
・コミュニケーションにおやつを多用すること
・投薬を続けること

という上記ルールを守っていただければ
彼との生活はストレスのない素敵なものになると思います。

非常に頭が良く、非常に察する能力の高い犬です。
訓練やレッスンもどんどん吸収します。
それを面白がってくださる方とでしたら良いパートナーになれると思います。

・子どもがいない大人だけのお家じゃないと難しいと思います
・先住犬猫がいないこと(犬が好きではないです)

という条件を満たす必要があります。

感情豊かで、非常に賢く、お散歩大好き。
三拍子揃った、サラブレッドのような繊細な男ですが
この繊細さを理解した時、ドハマリしてしまう、そんな特殊なプードルさんです。






普段の様子は以下インスタグラムでも確認できます
https://www.instagram.com/delacroix_d1/

その他

去勢手術
フィラリア(-)
血液検査
マイクロチップ
混合ワクチン接種
狂犬病ワクチン接種
内外駆虫済み

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