ネオ

管理番号:22-34

里親が決まって卒業したため、ご応募は受け付けておりません。

種類 ミニチュア・プードル サイズ 6.7kg(理想体重8kg)
性別 オス 年齢 14才
ワクチン接種 避妊・去勢
種類 ミニチュア・プードル
サイズ 6.7kg(理想体重8kg)
性別 オス
年齢 14才
ワクチン接種
避妊・去勢

性格・健康状態

今年に入ってから4回保健所に収容されている男の子です。
飼い主は判明していて、その都度引き取りに来るように要請し、渋々取りに来ていたそうです。
飼い主は彼を放し飼いにし、ご飯だけ上げていたような状態だったようです。
もちろん医療行為は生まれてこの方一切されておりません。
ボロ雑巾のように絡まった被毛を引きずりながら、人が大好きな彼は大通りに出て、小学生の通学の集団について行ったり、通りがかった人に甘えたりと
彼なりのヘルプをだしていたのでしょう。
その都度通報され、その都度保健所に収容されていたのです。
よく交通事故に遭わなかったと思います。
何度も保健所で出会い、
「またこの子入っているんですね・・・」と保健所の職員さんと話し、
なんとか飼い主に所有権放棄をしてもらうようにお願いしました。

飼い主は、老人で、足も悪いので犬の世話ができないくせに、
所有権放棄を渋ったそうです。わざわざ保健所に出向くのもめんどくさかったようなのです。
最後の収容は2ヶ月近くにも上りました。

職員も必死の説得だったのでしょう。
これで飼い主に返したらまた交通量の多い街中で放し飼いをされ、いつか交通事故に遭ってしまう。
所有権放棄にサインをもらった時は即電話で報告が来ました。

ハイシニアであることから、もしかしたらこの子の新しい家族は見つけられないのかもしれない。
それでもここで彼を見逃したら、彼の人生はボロボロの愛されなかった一生で終わる。
そう考えたら、彼を引き取る以外の選択肢はありませんでした。

引き出し直後、預かりボランティアさんがシャンプーと、ボロボロの被毛をカットしてくれました。
中からはガリガリの骸骨のような犬が出現。

ふわふわに現れた彼は、非常に愛らしく、フレンドリーで
他の犬とも喧嘩をせず、お散歩を楽しみ、精一杯甘えることのできる
かわいいだけのおじいちゃんでした。

トイレトレーニングなんてされたことがないのに、少しづつ未来のために勉強をしています。
毎日が楽しそうで、1日1日を幸せそうに生きています。

病院で色々検査をしましたが特に差し迫った体調の悪さは見つからず
一切の医療処置をされてこなかったにも関わらず幸運なことにフィラリアも陰性。
無事去勢手術も完了しています。

あとは幸せになるだけ。

彼の、めちゃくちゃだった人生、ここから最期を迎えるまで
1日1日を楽しかったね・幸せだったね・美味しかったねで満たしてくださる
彼の本当の飼い主さんを探しています。

その他

去勢手術
スケーリング
フィラリア(-)
血液検査
マイクロチップ(予定)
混合ワクチン接種