パクチー

管理番号:23-24

種類シュナウザー×プードル?サイズ8kg
性別オス年齢10才前後
ワクチン接種避妊・去勢
種類シュナウザー×プードル?
サイズ8kg
性別オス
年齢10才前後
ワクチン接種
避妊・去勢

性格・健康状態

顔がどこなのか、本当は何色なのか、ましてや何犬なのかすらわからない、
年単位のフェルト状の毛玉を全身にまとい、異臭を放ち、センターに収容されておりました。
ケージ越しで挨拶をすると、少しこちらの様子を見たあと静かに匂いを嗅ぎに近寄ってきました。

「お散歩一緒に行ってみてもいいですか?」
とセンター職員に尋ね、ケージから恐る恐る出すと、お散歩に行くのを察知したのか嬉しそうにしっぽを振ってくれました。
激しい引張こそないですが、一目散に茂みの方まで走っていくと足を上げておしっこ。
そのおしっこの色が動脈血のような鮮血の色で、
激しい血尿・・・。

後にわかったのは、膀胱に結石がボコボコ5つもあったことからの血尿だったのですが
飼い主は、愛犬のこの姿、このおしっこの色を知っていて
「早く死んでくれないかな」「どっかにいなくなればいいな」と思って餌だけ与えていたのでしょうか。
体もガリガリでしたからご飯もろくにもらえない日もあったのかもしれません。

センターのボランティアトリマーさんに丸刈りにしてもらいさっぱりした状態で我が家にやってきました。
複数のトリマーさんに見てもらって
「シュナプーってこんな感じじゃない?」ってことでシュナプーであろうと判明しました。

預かりボランティアさんのお家に移動し、
すぐ病院での検査と去勢&結石を除去する手術が行われました。
当初、環境の変化への不安と興奮からくるストレスからか、先住犬や預かりボランティアさんへのマウンティングが激しかったのですが
手術後体調も落ち着き、環境にも徐々になれていく中で
なんとか先住犬とも折り合ってくれ、微妙な距離を保ちつつも隣で眠れるぐらいにはなっております。
基本的には初対面の人にもフレンドリーな人好きさんです。

世話もろくにされずほったらかしの人生だったかと思いますが、
本来の明るい楽しい部分が光ってきており、
お散歩もかっぱを着ていけちゃうし、人にピッタリくっついて体を預け甘えてくるようになりました。
正確に言うと、人との過ごし方を思い出してきたのかもしれません。

ご飯も好き嫌いなく食べてくれます。
結石があったので引続き尿路ケア系の療法食を与えています。
トイレはまだ練習中ですが頭のいい子ですので成功率は上がってくると思います。

小さすぎず大きすぎず、犬としてちょうどいいサイズの彼と、
彼の残りの後半戦を楽しんでくださるご家庭を募集します。

その他

去勢手術済
フィラリア(-)
検便(-)
血液検査
マイクロチップ
混合ワクチン接種
狂犬病ワクチン接種予定
内外駆虫済み
レントゲン
エコー
結石除去手術済
結石成分検査→ストロバイト結石

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