茨城県動物指導センターより引き取りました。

灰色に薄汚れて、骨と皮でペラペラ。
相当衰弱した状態でセンターに収容された彼女は、鼻水で顔まわりが黒くガビガビしていたので、
一体何才なのか、どんな猫なのか、最初に会った時にはわかりませんでした。
「ハイシニアでエイズ陽性、健康状態も悪く耳に毛がないし扁平上皮癌かもしれない」とセンターのスタッフさんにかなり脅されましたが、
「出して？ここから出して？」とケージの隙間から伸ばしてきた彼女の手を
そっと握って「次必ず迎えに来るからね」と彼女と約束をしました。

センターから引取り、
とにかくたくさん食べさせ、洗い、病院に通ってみたところ、
なんということでしょう！！！

類まれなる美少女ではないですか！！

ハイシニアと言われた年齢は1才前後のまだまだ子ども。
薄汚れた毛は、雪のように純白。
そして薄暗いセンターでは気づきませんでしたが
金色とブルーのオッドアイは、誰しもの視線を釘付けにしました。

その上性格も非常に良く、
常にスリスリ、犬も大好き、人も大好きという、まさにパーフェクト猫様。

エイズキャリアのため、先住猫のいない（もしくは先住猫さんもエイズキャリアであること）お家への譲渡を検討しています。

エイズキャリアを正しく理解し、
常に清潔で感染症のリスクから彼女を守れる環境を整えてお迎えしていただきたいです。
先住犬の性格にもよりますが、ワンちゃんのいるお家でもお迎えは可能です。

ボロボロの雑巾からまさに魔法がかかったかのように返信した彼女の
シンデレラ・ストーリーを叶えてくださる方からの応募をお待ちしております。