群馬県の動物愛護センターから引き取りました。

以前等団体で保護していたJAZZくんにそっくりな犬がJAZZくんの捕獲場所とすぐ近くで捕獲され、愛護センターの収容犬ページに掲載されたので
急いで愛護センターまで確認に行きました。

体の柄といい、耳の形といい、骨格といい、尻尾の形といい、
血縁がないという方が不思議なほどそっくりなのです。

おそらく兄弟、もしくは親子、など何かしらの血縁があるものと思われます。

JAZZくん同様、ろくな飼い方をされていなかったのは明白で
フィラリアは陽性。
それも結構な数の成虫がエコーに映りました。

非常に穏やかで人懐こい男の子なのですが、
人の手を怖がります。
おそらく殴られていたのだと思います。

呼ぶと嬉しそうに走ってきます。
そしてものすごく腰を低くして媚びるように近寄ってくるのです。
大好きな大好きな飼い主に殴られていた犬の行動だな、と思うと腹立たしさを越してただただ悲しくなりました。

猫に激しく反応もせず、他の小さな犬や、元気に動く犬、性格に難アリの犬ともそつなく過ごすことができます。
若い犬同士がじゃれ合っているのに混じりたいけどどう混じっていいかわからない、
遊びたいけど遊び方がわからない。
そんなもどかしい様子を見せます。
もっと犬らしくもっとのびのびと過ごしてほしいと願わずに要られません。

今後はフィラリアの治療をしつつ、体調の改善を図っていこうと思います。
強度のフィラリアに理解を示し、治療を続けて行ってくださるご家庭に。