群馬県内の田舎、某住宅街にて保護しました。
今だに猫が外飼いされているような地域です。最寄りの駅はほぼ無人で、周辺は車通りばかりが激しく、餌をくれる人もほとんど通りかからないのでしょう。
保護主宅の倉庫前に置かれた不燃ゴミを漁っていました。

三毛猫のほとんどはメスだと言われています。
このまま放置すればまた増えてしまうと思い、すぐに捕獲器で捕まえました。

保護当時の体重は、大人猫にも関わらずたったの2キロ。
あまりにも飢えていたからか、餌をあげればすぐに心を許してくれました。ゴロゴロと喉を鳴らして、人の手に「撫でて」と頭突きをしてきます。
とても賢く、トイレは教えなくてもできました。
「おいで」と言うと、とことこと寄ってきてくれます。
話しかければニャンと返事をしてくれる優しい子です。

体格も鳴き声もまるで子猫のように小さいですが、おそらく出産歴もあります。
先住さんとの相性にもよりますが、縄張り争いなどを考えると1匹だけで大事に大事にしてくれるご家庭が良いかもしれません。

適正体重は2キロ後半から3キロ程度。小さくておとなしいお姉さん猫です。
現在保護主宅で少しずつ体重を増やしながら、里親さんを待っています。