しんしん
管理番号:23-60
里親が決まって卒業したため、ご応募は受け付けておりません。
種類 | 猫(ブルーポイント) | サイズ | 1kg(10/30時点) |
性別 | メス | 年齢 | 2023年6月生まれ |
ワクチン接種 | 未 | 避妊・去勢 | 未 |
種類 | 猫(ブルーポイント) |
サイズ | 1kg(10/30時点) |
性別 | メス |
年齢 | 2023年6月生まれ |
ワクチン接種 | 未 |
避妊・去勢 | 未 |
性格・健康状態
群馬県動物愛護センターより引き取りました。
保護時の様子は以下。
--
別の犬の引取のため愛護センターを訪れ、他収容犬チェックを行っていた際に、収容犬室の片隅に新聞紙で覆われた小さなケージが置かれていたのを目の端にとらえた。
センターに通っている私は、それが人に見せたくない訳アリの動物であるのは理解していて、大抵は交通事故で負傷した猫。
新聞紙で覆われているのは、そこを訪れる人への心情的配慮からなのであろう。
傷の重い負傷猫のほとんどは、最短で処分に回される。
群馬県では老犬、唸る犬、攻撃性が見られる犬、負傷猫はほぼ待ったなしで処分となる。
ちなみにそれらの処分は、処分する必要のあった動物カウントをされるため、殺処分のカウントには入らない。
要は処分しても殺処分はゼロだったと公表される。
保護のキャパが有限である私は、普段なら新聞紙で覆われたケージを覗くことはしていない。
私は出会ったすべての動物を救えない。
処分になることを理解しながら、その檻の前を素通りするしかない人間だ。
その日はたまたまうちの団体の猫のトライアルの日だった。
今なら猫いける、という心の余裕が新聞紙の隙間を覗かせた。子猫と目が合う。
「この猫なんですか?」私は職員に聞いた。
その子猫は後肢を骨折をした状態で運ばれて来たのだそうだ。
「断脚になるかもしれないですし、治療大変ですからお勧めしません」
お勧めしないと職員は言った。
悪意があるわけではない。我々のキャパを常に心配してくれているのを知っている。
「引き取ります」咄嗟に口をついた。
「え?」職員も聞き返す。
「引き取ります。この猫。引き取ります。今日持って帰ります」今度ははっきりと言った。
職員は大喜びし、引き出しの準備をしてくれた。
処分予定だったので、ワクチンも打たれず、エイズ白血病の検査もされていない。なんなら個体番号も振られていなかった。
その必要がなかったから。処分予定の猫だから。
予定外の引き取りだったのでキャリーバッグはセンターに借りた。
車の助手席の足元に置いたら、小さくニャアと鳴いた。
長毛でブルーアイのポイントカラーの子猫だった。
私の第一報の投稿を見たボランティアさんが病院を探し、交渉して、手術の日取りを決め、子猫リレーを買って出てくださった。
今決断しないと、来週には処分されている。
この状況で何度決断をしてきたか。
引き取る決断。
引き取らない決断。
どちらの決断も、ものすごい勇気がいる。
---
彼女はそんなギリギリの状態で生きながらえたのです。
その後、病院で診断を受けボッキリ折れた大腿骨は数日のうちに手術されました。
預かりボランティアさんのお宅で今は回復を待っておりますが、遊びたい盛りの子猫を安静にさせることほど大変なことはなく
回復するに連れて甘えん坊が炸裂。
大人しくさせるために抱っこ抱っこで誤魔化しています。
ガリガリに痩せていたのをしっかり太らせ中です。
保護時の様子は以下。
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別の犬の引取のため愛護センターを訪れ、他収容犬チェックを行っていた際に、収容犬室の片隅に新聞紙で覆われた小さなケージが置かれていたのを目の端にとらえた。
センターに通っている私は、それが人に見せたくない訳アリの動物であるのは理解していて、大抵は交通事故で負傷した猫。
新聞紙で覆われているのは、そこを訪れる人への心情的配慮からなのであろう。
傷の重い負傷猫のほとんどは、最短で処分に回される。
群馬県では老犬、唸る犬、攻撃性が見られる犬、負傷猫はほぼ待ったなしで処分となる。
ちなみにそれらの処分は、処分する必要のあった動物カウントをされるため、殺処分のカウントには入らない。
要は処分しても殺処分はゼロだったと公表される。
保護のキャパが有限である私は、普段なら新聞紙で覆われたケージを覗くことはしていない。
私は出会ったすべての動物を救えない。
処分になることを理解しながら、その檻の前を素通りするしかない人間だ。
その日はたまたまうちの団体の猫のトライアルの日だった。
今なら猫いける、という心の余裕が新聞紙の隙間を覗かせた。子猫と目が合う。
「この猫なんですか?」私は職員に聞いた。
その子猫は後肢を骨折をした状態で運ばれて来たのだそうだ。
「断脚になるかもしれないですし、治療大変ですからお勧めしません」
お勧めしないと職員は言った。
悪意があるわけではない。我々のキャパを常に心配してくれているのを知っている。
「引き取ります」咄嗟に口をついた。
「え?」職員も聞き返す。
「引き取ります。この猫。引き取ります。今日持って帰ります」今度ははっきりと言った。
職員は大喜びし、引き出しの準備をしてくれた。
処分予定だったので、ワクチンも打たれず、エイズ白血病の検査もされていない。なんなら個体番号も振られていなかった。
その必要がなかったから。処分予定の猫だから。
予定外の引き取りだったのでキャリーバッグはセンターに借りた。
車の助手席の足元に置いたら、小さくニャアと鳴いた。
長毛でブルーアイのポイントカラーの子猫だった。
私の第一報の投稿を見たボランティアさんが病院を探し、交渉して、手術の日取りを決め、子猫リレーを買って出てくださった。
今決断しないと、来週には処分されている。
この状況で何度決断をしてきたか。
引き取る決断。
引き取らない決断。
どちらの決断も、ものすごい勇気がいる。
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彼女はそんなギリギリの状態で生きながらえたのです。
その後、病院で診断を受けボッキリ折れた大腿骨は数日のうちに手術されました。
預かりボランティアさんのお宅で今は回復を待っておりますが、遊びたい盛りの子猫を安静にさせることほど大変なことはなく
回復するに連れて甘えん坊が炸裂。
大人しくさせるために抱っこ抱っこで誤魔化しています。
ガリガリに痩せていたのをしっかり太らせ中です。
その他
大腿骨骨折整復手術
駆虫
血液検査
猫エイズ/陰性
猫白血病ウイルス感染症/陰性
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