ビスコッティ

管理番号:24-35

種類 ドーベルマン・ピンシャー サイズ 30kg(理想体重27kg)
性別 メス 年齢 1才(2023年5月生まれ)
ワクチン接種 避妊・去勢
種類 ドーベルマン・ピンシャー
サイズ 30kg(理想体重27kg)
性別 メス
年齢 1才(2023年5月生まれ)
ワクチン接種
避妊・去勢

性格・健康状態

一人暮らしの男性が集合住宅で飼育していましたが、自身が犬アレルギーを発症し
飼いきれなくなり当団体に引取りの依頼が来ました。

基本的にドラクロアドッグランチは、
飼い主からの犬猫の引取は行っておりませんが、今回のケースは、
・飼い主のアレルギー症状が重く、命の危機があったこと
・特殊犬種で里親募集を慎重にすべきだったこと
・飼い主は友人宅で寝泊まりし世話のときだけ短時間自宅に帰宅する状態だったこと
・何より彼女の性格が良かったこと
などから、引取を決めました。

1歳のドーベルマンということでかなり警戒しておりましたが
様々なことが経験不足ながらも概ねおおらかで性格が良い女の子でした。
元飼い主からは、繊細で少しの環境変化や出来事ですぐ下痢をすると聞いておりましたが
我が家に来ていきなり環境が変わって、隣のケージでガルガルした大型犬がいてもうんちは至っていいうんち。
質の良いフードと質の良いおやつを適切な量与えることが重要かなと思いました(おそらくそれができていなかったようです)。

初対面はだいぶ警戒されましたが、15分ほど触れ合うと仲良くなり、
初日からケージの中で大人しく寝てくれました。

犬のことは大好きですが、このでかい図体で全力で甘えに行くので
我が家の先住犬たちには嫌われてしまい、唯一同じ月齢の野犬と心を通わせております。
気が合う犬とは上手にワンプロができ、手加減もでき、相手が興奮しても同調せず非常に下手(したて)に出ることができます。
無駄吠えもありません。

ただ、それも「ドーベルマン」という犬種基準で考えると、ということで
安易に飼える犬種ではないことは確かです。

犬の経験がそこまであるわけではない元飼い主は、憧れから安易にこの犬種に手を出し、子犬のいちばん大事な時期を
独学で飼育ししつけを行ったようです。

もともと明るくおおらかで落ち着きがある気質で、非常に頭が良い犬だなと感じる一方、人間を見定めて舐めおり、こちらの指示や要求は理解しているくせに聞こえないふりをします。
お散歩に飢えており、遊びに飢えています。
お散歩の最中にスイッチが入るとリードに唸りながら噛みつき指示を全く聞かなくなります。
人を見てやっています。
そういう遊び方を学んでしまった結果なのかなと思い悲しい気持ちになります。

そのスイッチが入らなければ、お散歩の引きもなく、犬猫が飛び出しても飛びつくことがなく、
オートバイや自転車が脇を通っても飛びかかることもなく、非常に楽しいお散歩ができます。

叱られることには鈍感になっていてあまり効果はなく、
とにかく褒めて褒めて褒めて心を通わせていくのが効果的だなと思います。
小さな成功体験を積ませていくことで彼女の自信にもつながっていくでしょう。
ただ、駄目なことに対しては強く短くキッパリとNOが言えること。

布はかじって誤飲のおそれがあるため現在ケージ内には敷けていませんが
徐々に慣れていってほしいなとは思っております。
現状は、ケージ内にあるものはことごとく細かく破壊します。
車にも乗り慣れておらず、うんちを漏らしてよだれダラダラの惨状。これも慣らしていく必要があります。

安易に飼える犬ではないので団体の譲渡条件に加え以下を譲渡の条件とします
-----
・主体的に大型犬を飼育した経験がある
・主に世話をする方の年齢が55才以下
・30キロの巨体で手加減のない飛びつきをしてくるため小学生3年生以下のお子さんがいないお家
・警察犬訓練所系のトレーニングではなく陽性強化のロジカルなトレーニングを行うトレーナーのレッスンに通える
・小型犬・猫・小動物のいないお家
・団体として自宅とドッグラン以外でのノーリードは一切禁止していますが、ノーリードへの理解がしっかりとある
・逃げ出したらYahoo!ニュースに載る犬種です。脱走・逸走対策を2重3重に講じることができるお家
・アニマルウェルフェアの観点から断尾・断耳に反対しています。それに賛同できる方。

その他

避妊手術予定(避妊手術が終わってからのトライアル開始となります)
フィラリア(-)
血液検査済
マイクロチップ
混合ワクチン接種
狂犬病ワクチン接種
内外駆虫済み

里親をご希望の場合は、以下のアンケートフォームよりお申し込みください。
多数の応募をいただいている場合には、ご希望に添えない場合がございます。