群馬県動物愛護センターより引き取りました。

犬種もわからぬほど毛が絡まっていたため
当初は「テリア」という名目で収容されていました。
絡まった毛を剥いでみると、可愛らしいシュナウザーさんが出てきたではありませんか。
彼が収容されていた地域は日本でも有数のブラジル人の多い町で
畜犬登録もされていないような犬を外飼しているのをよく見かけます。
小型犬すらも外で繋いで飼っているのです。
被毛が絡まって汚れきった彼も、おそらく外飼だったのでしょう。　
こんなに愛らしくてこんなに人が大好きなのに、保管期限を過ぎても彼の本当の家族はお迎えに来ませんでした。

フィラリアは運よく陰性。
シュナウザーの気の強さはなく、初対面の人にもフレンドリーないい奴です。
犬同士の付き合いはそんなにうまくはないかもしれません。
本人は遊んでほしいのかもしれないのですが、勢いよく突撃してしまうので
激しいのが苦手な子には嫌われてしまうかもしれません・・・

毛の状態が最悪だったので今は丸刈りですが、
毛が生え揃ってきたら、さぞ可愛らしいミニチュアシュナウザーになるでしょう。

頭が非常によくお座りなどもあっという間に覚え
未去勢だったこともありマーキングはそこそこありましたが、
環境に慣れてきたら減少傾向にあります。

楽しい楽しい！というオーラ満開のお散歩をしますので
ぜひ彼とのお散歩の虜になっていただきたいです。