群馬県動物愛護センターより引き取りました。

「警察から来た訳ありの犬」と、センターの収容室の一番奥に収容犬と並んで置かれた檻の中に入っておりました。
「深くは事情を聞かないでください。見なかったことにしてもらえると・・・」と、
センター職員も私が興味を示したのを見て言いづらそうに言いました。
彼女も暗い顔で檻の中でこちらの様子を見返していました。

センターに行くたびに全く同じ状態で置かれる彼女。
毎回「まだいるんですけど、いつまで居るんですか？引き取っちゃ駄目なんですか？」と、同じ会話を職員とし、
一時は「飼い主のもとに戻る可能性が高い」状況にまでなったので
心配しながらも彼女の幸せを願っていたのですが、
一転「やっぱり引き取ってもらっていいですか」とセンターから打診がありました。

最後まで彼女の本当の飼い主に何があったのかは教えてもらえなかったのですが
警察沙汰のなにかがあったのかなと推察されました。

兎にも角にも飼い主のとばっちりを受けて長期にわたってセンター収容をされていた彼女。
引き取った日は「シャバにでてやったわ！」と言わんばかりに太陽の下で嬉しそうでした。

気難しいところがあって、扱いを間違えるとガルガルします、
という引き継ぎをセンターからは受けておりました。

まあ、チワワだもんね。というレベルのガルガルではありましたので
預さんのお家では、まあまあうまく過ごしております。

彼女の嫌がることをなんとなく把握して
上手に接するとガルガルすることもなく、
むしろお散歩上手で非常に手がかからない可愛いだけの女の子だそうです。

トイレも認識してお家に来た初日に成功、
基本はしっぽフリフリのごきげんさん。

気難しい小型犬飼育経験がある方なら
「なんてお利口さん！」「なんて手がかからない子！」と驚嘆して暮らせると思います。

パテラがあるのでぽっちゃり体型をスリム化計画中です。
引き続きダイエットにご協力をお願いしたいです。

波乱万丈の彼女の最後のお家を探しております。

預かりボランティアさんInstagram
https://www.instagram.com/hogoinu.minmin/