常時170頭以上の犬が収容されている茨城県動物指導センターより引き取りました。
2025年12月15時点で220頭の収容となっております。

茨城県茨城町は県内でも特に野犬の収容頭数の多い自治体の一つで、
30キロ級の大型の野犬の群れが、林や畑を縦横無尽に走り回っております。
すベての犬の捕獲ができない以上、繁殖は防げず、
子犬もどんどん生まれてしまっている現状です。

同じ地区で捕獲される犬たちの特徴として
・協調性があって穏やか
・遊び好きで攻撃性がない
・非常に頭が良く、空気を読む
・素直でおっとりしている
・多頭飼育・猫や子どもとの生活に向いている
ということが挙げられます。

通称「秋葉犬」。

年末の混乱したセンターから何頭かの犬を引き出したとき
彼女も引き出しを行いました。

センターではメス犬の集団房におり、他のメス犬の影に隠れていました。
秋葉犬の中ではとびきり小柄。愛らしい外見。

預かりボランティアさんの自宅に移動した彼女ですが
外見と裏腹警戒心は人一倍で恐怖心もなかなか克服できないでいました。

おおらかな先住犬たち、猫や小型犬、子どもたちのいる環境で
彼女なりに人間との生活に馴染む努力をし
預かりボランティアさんの必死のトレーニングで、お外へのお散歩も行けるようになりました。
まだまだ怖いことがたくさんあり
これからもっと色々経験をしていかないといけないなと感じています。

抱っこはまだ怖いので、移動するときはケージに入れて運ぶのがお互いに安全かもしれません。

気長に根気強く一緒に歩んでくださるご家庭に。

預かりボランティアさんInstagram
https://www.instagram.com/aya.shizu/