群馬県動物愛護センターより引き取りました。

小さい小さいダックスフントの女の子です。
保護当時は皮膚の状態は悪くハゲハゲ。
爪は伸び放題。
ガリガリに痩せていました。
口の中の状態は最悪で、歯肉が腫れ上がり歯石はセメントのように張り付き、マズルが変形していました。
お散歩は連れて行ってもらったことがないのか、
お外では歩いてくれませんでした。
乳腺腫瘍もあり、彼女が置かれてきた環境がうっすら理解できました。

愛護センターから引き取る犬たち、すなわち、飼い主から見捨てられた犬たちは、
小型犬だろうとボロボロの子ばかりです。
そして小型犬だろうと、冬は氷点下・夏は40度を超える屋外で飼育されてきたケースも多いです。

どんな場所でどんな飼われ方をしていたのか…犬本来の生活ではなかったと思われます。
お散歩も知らない、おもちゃも知らない、見るものすべてハテナ？マークで何に対しても反応薄。

飼い主が違えば、全く違う幸福な日々だったろうに・・・

乳腺腫瘍の除去とグラグラの歯の抜歯。
何回かに分けて手術を行い、
食事改善と適切なケアの結果、
見違えるようにニコニコでふわふわで可愛らしい女の子になりました。
※乳腺腫瘍も良性でした。

何の手間もかからない可愛いだけの彼女です。
ご飯は大好きでご飯の好き嫌いもないです。
今ではもう立派な家庭犬です。

トイレもトイレシートでできます。
大好きなおやつで待てもできます。
嬉しい時はしっぽをぶんぶん振ります。
名前を呼ぶとちゃんと分かってニコニコします。
お散歩行くよとハーネス見せるとしっぽ振るまでになりました。

わがままも言わず、可愛くおやつをおねだりし、お留守番はだんだん出来るようになり、夜寝るときはひとりにしないでと探しに来る、ただただ可愛いだけのシニア犬です。

まったりのんびり〜な暮らしをしていただけるご家庭にピッタリ。
彼女のこれからの人生を、好きなだけ甘やかせてかわいがって幸せの凝縮させた日々を送らせてくださる方に。