群馬県動物愛護センターより引き取りました。

センターで対面したときは顔面の毛がほとんど脱毛しており
ケージの壁にしがみついてこちらに手を伸ばしてくる様子が
赤ら顔の子猿のようでした。
どうやら収容時は猫風邪がひどく目も開けられないぐらいに顔中がぐちゃぐちゃ、
それはそれは酷い有様だったようです。
職員さんの懸命な治療でなんとか持ち直し、今に至ったとのこと。

一人で目もふさがり苦しい日々を耐えるのはどんなに辛かったことか。

我が家に引き取り、
投薬と点眼を続け、
顔面の毛が生えそろうとそれはそれは美しい子猫が出現しました。

足は太くて短く、お腹はまんまる。
運動神経はあんまり良くないのでドタバタと動きます。

とにかく構ってほしい子で、
足にしがみついてきます。
トイレ掃除を全力で邪魔してきます。

もふもふの長毛が更にもふもふになり、
毛玉が転げ回っているようにしか見えません。

美形なのですがどこか抜けていて、
二枚目になりきれない三枚目な猫さんへと成長し、家族を笑顔にしてくれる存在となるでしょう。

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