おっとり穏やかなダックスフントの男の子です。
センターで一般譲渡対象外となってしまった理由は
「熟睡している時に急に触ると驚いて噛む仕草をする」というようなことでした。

我が家にやってきた際はそのような触れ込みだったので
抱っこしたり触れ合ったりする時もおっかなびっくりでしたが
本人はフレンドリーでおっとりマイペースな男の子。
いつか本性が・・・いつか本性が現れるはず・・・と毎日接しておりましたが
本性がちっとも現れることなくただの穏やかで抱っこ大好きな甘えん坊のまま今に至ります。
確かに夜寝ているときは普通の犬よりも深く熟睡するような・・・？
センターでは周りに初めて会う犬が沢山いますし、普通の家庭犬からしたら異様な雰囲気に思えてしまうのかもしれません。
この子だけではなく、センターでは狂ったように吠えていた犬も、いざ引き出してみたら吠え声を忘れてしまったかのように
静かだったという子は沢山いました。

ただ、トリミングの際に爪切りと足回りのカットは嫌がり、
お散歩から帰って足をふこうとしても
いや～んとお口でアウアウやっておりました。
足回りを触られるのがなにかトラウマになっているようで
そこに関しては気長にのんびりと嫌じゃないよと教えてあげてほしいと思います。

初めての環境は緊張するようで
最初の2～3日はおしっこを我慢してしまい預かりボランティアをハラハラとさせますが
環境になれるとおしっこもうんちもしっかりとしてくれて一安心。
おトイレに関しては現在勉強中です。
自由にお庭に出てできる環境のときは勝手にお庭に出て、気に入ったところでトイレを済ませてさっさと家に入って来ておりました。
ほかの犬とも揉めたり喧嘩したりはしませんが
アグレッシブな犬の挨拶攻撃には辟易してしまいお顔が困り顔になっておりました。
穏やかな先住犬とでしたら穏やかな生活を送ってくれるでしょう。

お膝に乗ってきて抱っこをせがむような甘えん坊な子ですから、
家族の癒やしキャラとして愛される存在になるはずです。