北関東のとある保健所に収容された姉弟です。
全国ワースト3に入るその県では野犬の子犬・人馴れしていない野良犬の収容も多く
保健所に通うボランティアさん達も終わりのない戦いを強いられています。
小型犬や純血種は引く手数多の状況ですが
引きも切らさず収容される中型犬雑種たちはなかなかお声がかからず、
年の瀬は「せめて一頭でも温かいところで年越しをさせてあげたい」と
ボランティアさん達の焦りも募ります。
この子犬の姉弟も年越しはセンターで過ごさせたくないと
現地に赴いたボランティアさんが急遽引き出した2匹です。


コロコロムチムチのボディと普通にしてて困り顔の表情がなんとも愛らしい男の子です。
野犬の子なのでしょうか、収容時は怯えており人とも距離があったのですが
引き出してわずか1週間で我が物顔で家中を駆け回るようになりました。
姉の「すあま」に比べてちょっと引っ込み思案。
すあまがやることをなんでも真似する弟気質。

日本犬の子らしく
きれい好きで無駄吠えが少なく、あっさりとした性格。
非常にこちらの様子を観察している賢さを持っています。

遊び好き、ご飯好き、他のお兄さん犬たちにも可愛がられ
出しゃばることなく犬たちの和の中に溶け込んでおります。

このまま真っ直ぐに家族の一員として育ててくださるご家庭からのご応募をお待ちしております。