登紀子(永眠しました)

管理番号:20-15

里親が決まって卒業したため、ご応募は受け付けておりません。

種類ミニチュアダックスフントサイズ5.9kg
性別年齢約9才
ワクチン接種避妊・去勢
種類ミニチュアダックスフント
サイズ5.9kg
性別
年齢約9才
ワクチン接種
避妊・去勢

性格・健康状態

お腹に乳腺腫瘍を除去した大きな傷跡。
左右の鼠径部にはヘルニア。
ゼロゼロと苦しそうな呼吸と鼻水。
マズルには大きなイボ。
所々で毛はハゲで痒そうにかきむしっている。
目やにでふさがった目はとても痛々しく、
満身創痍でセンターに収容されたボロボロのダックスフントの女の子は
収容期限が過ぎても当然迎えに現れる家族はおりませんでした。

乳腺除去の手術までしっかりとするぐらい、この子と向き合っていたはずなのに、
なぜ飼い主は最後まで飼い切ることができなかったのでしょうか。

本来、大切に飼われて来たのならば
この子の栗色の被毛は日に照らされてキラキラ輝くようにグロッシーでしょうし、
こんなきつい目つきで人を見上げることはないでしょう。

未来のないボロボロの彼女に、保健所からの一般譲渡の未来はなく、
彼女の境遇や今までの人生のことを思い
当団体で引き出すことを決意しました。

一緒に暮らしてみると過去の不幸を微塵も感じさせないような、明るいお嬢さんでした。
ワーイワーイと家中を走り回り、構ってくる大型犬には吠え返し、
自分が一番!みんな自分をなでなさいよ!と、すぐお腹をゴロンと出して撫でろのポーズ。

ただ、普段リモートワークで家にいる家族の一人が久々の出勤で慌ただしく家を出ていくと、「え?置いていかれるの?なんで?おかしいよ?」と不安そうにいつまでも玄関に佇んでおりました。

自分が捨てられたという事実はもしかしたら彼女に深い傷を追わせているのかもしれません。

しっかりとした投薬で、鼻水とゼロゼロという呼吸は少し和らいできたように思えます。
しかし治療には時間と根気がかかるでしょう。
もしかしたら、一生つきまとうかもしれません。

それでも、生きていてもいいんだと
必要な存在なんだと
彼女を支えてあげられる家族が現れるのではないかと
一縷の望みを託して掲載に踏み切りました。

未来の里親さん、食いしん坊で台所好きで甘えん坊でヤキモチやさんの彼女を見つけ出してください。

その他

血液検査
肺炎治療中
真菌治療中
外耳炎治療済み
角結膜炎治療済み
フィラリア陰性
乳腺腫瘍除去手術済み
※避妊手術は確実ではないですが状況的に行われている可能性が高いです
鼠径ヘルニア(経過観察)

顔のイボ除去